えすとえむ「新装版 このたびは」発売記念インタビュー
面食い女(32)がついに出会った美形男(34・オクテ)。
お見合いしてから、プロポーズも式場準備も私がガンガン決めてるけど…!?
味わい深い人生劇場6編のほか、「妹のこと」を新規収録!

編集部…編
えすとえむ先生…えむ
「新装版 このたびは」について
編:2010年に出た「作品集 このたびは」ですが、B6判サイズになっての新装版発売ですね。
えむ:新装版という機会をいただけてありがたく思っています。またこのような形で新しい読者さんの目に触れられるかと思うと楽しみです。当時読んでいただいた方もこれを機会に再読していただけたら嬉しいです。当時とは違った感想が生まれるかもしれません。



編:この作品は、女性誌で作品を初めて発表した作品群がおさめられていますが、当時はどうでしたか?
えむ:なにもかも手探りの状態で、なにをするにもつまづいていた気がします。その分真剣というか頑だった部分があると思うのですが、受け止めてくれた編集さんには感謝しています。自分の身の回りに接点を持つテーマや出来事から膨らませていった話が多いので、再読し当時を懐かしく思ったりもしました。
編:「ススキ」の続編で、キャバ嬢妹の出産を描いた「妹のこと」を新規収録いたしました。当時と現在のご自身で、どんな変化があったと感じますか?
えむ:当時二人だった姪っ子が三人になり、甥っ子も誕生しました…。新生児を見慣れてしまった事が変化だと思います。それと当時は引っ越し1年目できれいだった部屋にすっかり荷物が増えました。
編:4年前のインタビューでは、お気に入りのシーンをお伺いしましたが、苦労したシーンや難産だったシーンがあれば教えてください。
えむ:苦労したのは、『ススキ』での姉妹の衝突シーンです。自分と妹の関係をダブらせたところもあり、なかなか苦しい作業でした。
近況について
編:最近はまってるものを教えてください。
えむ:ジリアン・マイケルズのフィットネスDVDでジリアン先生のSっぷりに翻弄されています。
編:好きな修羅場メシを教えてください。
えむ:冬場の定番は豚汁です。とにかく野菜をたくさん入れて大きな鍋で作っていつでも食べられるようにしています。

編:映画やテレビ番組、音楽などでオススメがあれば教えてください。
えむ:岩合光昭さんの「世界猫歩き」がやっていると嬉しくて録画してしまいます。作業の合間にはアニマルプラネットをよく見ています。

編:最後にフィールヤング読者さんへコメントをお願いします。
えむ:誰しも体験する経験を、誰かの描いた作品たちです。それぞれの読者さんの経験を思い出しながら読んでいただけると嬉しいです。
編:ありがとうございました!

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