町麻衣インタビュー!Part 1
そんな『はしっこの恋』1巻発売時の初々しさ溢れるインタビューを再掲載いたします!
(※この記事は2012年1月に公開されたものです。)
●あらすじ
農家と漁師のほがらか田舎ラブコメディ!
北海道の小さめ酪農家の娘・園美がつき合っているのは、北海道ではリッチな職業、漁師一家の息子・テツ。牛にまみれて魚にまみれ……酪農家の長女と漁師一家の三男の恋はどこに落ち着くの?北海道のはしっこで、ほがらかに愛を育む田舎カップル物語。漁師一家の次男が主役!
●「はしっこの恋」について
編集部(以下編):まずは単行本発売おめでとうございます!このシリーズを描き始めたのは2010年からですが、初コミックスが出るまでの1年、いかがでした?
町:初めてやる作業が多かったり、コミックスってこうやって作ってるんだ~と勉強になりました。いろんな方にお世話になりました。ありがとうございます!

書店POP
編:物語が生まれたきっかけを教えてください。
町:担当さんが、私の経験が結構特殊(?)らしいと気づかせてくださったのがきっかけです。それまでずっと北海道で生活していたので、漫画に出来るとは考えてもいませんでした!

編:町さん、北海道の気温に慣れすぎていて東京に来てからもずっと、異様に寒さに強いですよね…。

資料写真撮影時、子牛が前足を片方だけ伸ばして座っていたので握手してもらいました!牛の毛の手触りは、馬より硬く、鹿よりツルツルです。
編:まあ、どの動物もそんな手触り知らないんですけどね。(by担当・鹿)

編:このお話を描くにあたり、気をつけていることはありますか?
町:いろんな方に楽しんでいただけるような描き方ができるようにと思って描いています。
編:描きやすいキャラ、描くのが難しいキャラはいますか?
町:しいて言えば健太郎(園美の弟)が描きやすい気がします…みんな難しいです(笑)。

健太郞は獣医医学部の学生です。
編:そんな「はしっこの恋」の今後の展開などを漏らしてください。
町:いろんなキャラが大活躍!!? テツの露出もあるよ。
●漫画家生活について
編:漫画を描き始めたのはいつごろですか?
町:高校を卒業してからです。それまでは1枚絵ばかり描いていました。
編:どんな時にエピソードが浮かんだり、物語の展開を考えたりしていますか?
町:半寝半起き状態とかです。
編:原稿制作の過程で、どの作業がお好きですか? また、苦手な作業は?
町:ベタが好きです。ペン入れをするのが難しいです。

写っているほとんどのものが漫画を描き始めた頃やそれ以前から使っているものなので薄汚れ……いえ、思い出のあるものばかりです!これからもできる限り使い続けたいです。
編:お仕事の気分転換はどんなことをしていますか? また、今はまっているものはありますか?
町:気分転換には、ネットでPVを観たり、DVDやTVを観たり、寝たり、食ったり、skypeで友人と会話、と言った感じです。はまっているのはカレーライスと「glee」(アメリカのドラマ)
編:小さい頃、どんな本・雑誌を読んでいましたか? また、今は何がお気に入りですか?
町:動物図鑑や恐竜図鑑が大好きで、自分がどれだけ恐竜が好きかということを、恐竜の便箋と封筒で恐竜雑誌のおたよりコーナーに送って掲載してもらったことがあるというきもちわるい少女でした(笑)。恐竜のペンをもらいました。今は有名人の手記みたいなものを読むのが好きです。
編:珍妙な少女時……ごほ…。好きな映画は何ですか?
町:たくさんありますが、中でも「フィフスエレメント」「セブン」は1人で演じられるほど(笑)好きです。
編:2012年、やりたいことはありますか?
町:漫画をいっぱい描きたいです。友達ともいっぱい遊びたいです。親孝行もします!
編:最後に、フィーヤン読者へメッセージをお願いします。
町:いろいろ大変なことがある中、漫画を読んでくださってありがとうございます。私の漫画がみなさんの娯楽として楽しんでもらえる存在でありますように…と思って描いております。インタビューも読んでくださってありがとうございました!
(取材:2012年1月某日)
(初出:FYnet 2012年01月)
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